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目次

  1. 司法書士に訴訟は依頼できる?
  2. 任意整理をして過払い金を取り戻せば履歴が消えます
  3. 過払い金請求などの任意整理で生活が楽になります
  4. 過払い金がある場合の任意整理と猶予期間
  5. 多重債務でお困りの方は早めの任意整理を

司法書士に訴訟は依頼できる?

司法書士さんは、いわば身近な法律家です。主な業務内容には、土地・建物の登記(不動産登記)や会社の登記(商業登記)の書類作成や申請の手続きの代理、成年後見、裁判に関する書類作成などがあります。

その他にも重要な役割として、平成15年に新たに施行された法律により、法務大臣から認定された司法書士さんは、簡易裁判所が取り扱う140万円以下の金銭トラブルについては、訴訟代理業務も行えることができるようになりました。

また認定を受けていれば、一定の範囲内で法律相談を受けることも可能となったのです。

140万円をこえない比較的少額の借金相談については、弁護士さんでなくても、司法書士さんに依頼することもできるということです。簡易裁判所とは、一般の方々に身近な金銭トラブルなどに関して、文字通りに簡易的な解決を目指すところです。

任意整理をして過払い金を取り戻せば履歴が消えます

借金履歴を消す方法として、任意整理をして過払い金を取り戻すやりかたがあります。借金にかかる金利の上限が法律によって替えられたため、これまでに払いすぎたお金が戻ってくることがあります。それを過払い金の任意整理と言うので、まずは司法書士や弁護士に相談をしてみましょう。

借金の返済をする可能性がなくなるという意味で、債務者にとってはお得な制度なのです。どのくらいの過払い金が戻ってくれるかを計算してくれますので、最寄りで活動している司法書士や弁護士といった専門家に相談してください。借金に対する負担が軽くなって精神的なストレスがなくなります。

過払い金請求などの任意整理で生活が楽になります

ここ数年、多くの金融関連企業が経営を傾けることになった過払い金請求の動きは、それまで借金で苦しんでいた多くの方を救うことになりました。

過払い金請求などの任意整理は、自分でも行うことができますが、弁護士や司法書士などに依頼すると楽に借金問題を解決する事ができます。

もちろん司法書士や弁護士に依頼するには手数料が発生しますが、ほとんどの場合、戻ってきたお金の一割から三割ぐらいなので、請求する事で事前に用意しなければならない費用はありません。

過払い金請求で注意しなければならない事は、請求できる期限が最後の取引から10年と決められていることです。

過払い金がある場合の任意整理と猶予期間

司法書士が、債権者の方と返済方法や返済金額について交渉をすることを任意整理といいます。ここでは、債務者が支払いが出来るようになる条件で合意することが目的となります。

借金を返済する際は、まずは払いすぎた利息などの過払い金がないか確認し、ある場合には、過払い金の返済を求め、その金額と相殺することにより、借金額をかなり減らすことができます。通常はそれから借金の整理に入ることが多いです。

司法書士に依頼して任意整理に入ると、借金の取立てなどはストップさせることができます。また、支払いが出来る条件が整うまで、支払いは猶予されます。

多重債務でお困りの方は早めの任意整理を

多重債務に陥ってしまった方は、早い段階で専門家へ相談することをお勧めします。複数の業者から借金をしている時点で、単一業者からの借金の何倍もの利息を支払っていることになりますので、長引けば長引くほど事態は悪化します。

法律の専門家に相談すれば、借金問題を解決するための債務整理という手続きを行ってもらえます。債務整理には様々な種類がありますが、最も多くの方に選択されているのが任意整理です。債務者に依頼された専門家が債権者と交渉し、借金の額を減らしたり、無理のない支払い計画を立てたりする方法です。この際、専門家の調査によって過払い金の存在が見つかった場合、借金を大幅に減額することも可能です。

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